2012/08/11

何の曲を弾いてたんだろ?

昨日。8月10日。

親父が死んだ日。

今年で七回忌。

丸6年、約2200日が経過した。




最近、断片的だった6年前の記憶が

急に思い出されるという現象が起こった。


人は無意識の忘却という作業を行うことが出来る。

正確には無意識であるように意識した忘却。

しかし、忘却というのはデータの消去で無く

データが取り出しにくくなったことを言うから

急に情報が表に出てきても何ら不思議では無い。


これはきっとロボットには出来ない作業で

人間の優れている部分であり、

かつ、劣っている部分でもあると思う。



昨晩、仕事が終わって納骨堂に行ってきた。

車を停めると、寺の前の民家の二階で

アコギを鳴らし散らす音が聴こえた。

何の曲か全く分からんかったけど

田舎特有の自由な感じは伝わってきて

悪くない気分だったと思う。


滞在時間10分程度。

それでも意味はあるのだと思うし

意味の無いと思うことさえ忘れてた。

だからそれには意味があるはず。


年々、人の死は偉大だと思うようになってきた。

死んでからのほうが大切に思うこの不思議さ。

それはきっと後悔から生まれるんだろうけど

そうやって処理するしか無いんだろうねー。


生きてるうちはやりたいことやらないと。

明日死ぬかもしれないからね。

と、そんな風にいつも考えながら

高速に乗って佐賀から帰ってくる。


自分の姿勢とか生き様とかスタイルを

改めて見直せる大切な日になってきた。



ありがとう。

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