2014/08/25

「坂の上の雲」を読み終えて

読み終えた本を本棚に綺麗に並べる作業というのは

空虚感、満足感、脱力感、、色んな感情が交じり合って

何とも言えない儀式のような静謐さが存在する。



読み終えた際の寂しさが

イコールその作品の評価と言っても良いと思う。


非常に寂しい。

ここ2~3ヶ月の生き甲斐が

スパッと無くなってしまった。


司馬先生の相変わらずのリアルな描写。

現代史に近づいた事もあり

これまで読んだ司馬作品に比べて

よりリアルになったように思われる。


日本人であれば一度は読むべき作品。

国 というものを考えさせられる。

燃えよ剣、竜馬がゆく、峠、、多々オススメはあるが、

一番のオススメになったと思う。


さて、次は何読もうかな。


翔ぶが如く

功名が辻

海賊と呼ばれた男


辺りかな、、

しばらくは余韻に浸りつつ

日露戦争を深堀りしつつ

次を検討しようと思う。

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